R2年5月の保育通信

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■5月の保育通信■

爽やかで心地良い日々が多くなりましたが、依然としてコロナウイルス感染予防のため
安心して自由に過ごす事が出来ず不安を感じられているかと思います。

予防の第一は手洗い・うがいです。日頃から行っていらっしゃると思いますが、
小さなお子様には保護者の方が手を添えてあげたり
または見守りながらしっかりと行えられると良いですね。



さて、 
新型コロナウイルスのために、これまで経験したことのない非常事態が続いています。
感染爆発による医療崩壊で、助けられる命を失うような事態にならないために
3月初めからずっと、行動の自粛要請が継続されております。

それでも壁は一穴から崩れるがごとく、新たな感染者は留まることなく増え続けており
数に比例して、重症患者も新たに出現しています。先の見通しのない中、
行動制限にストレスを募らせている方も多いことと思いますが、
新たな感染者出現が止まれば流行も止まります。
うつされない/うつさないための行動を理性的に選択して下さい。

他の人と密集しない時間帯や場所で家族だけで思いっ切り運動する、
散歩するなどのストレス解消法を工夫してみて下さい。

皆の努力の甲斐なく、残念ながら感染が蔓延してしまう事態になったら、
次のことを念頭に置いて行動してください。

【1】
感染して発症してもほとんどの人が感冒症状(発熱、咳など)だけで治癒します。
熱が出たからと言って慌てる必要はありません。体力、免疫力をフルに活用できるよう十分な睡眠、
偏らない栄養摂取、ストレスをためない事を心掛けましょう。心配し過ぎも大きなストレスとなります。

【2】
コロナウイルスの特効薬はありません。予防薬もありません。軽症のうちに服薬して軽く済ませたい
とのお考えがあるかもしれませんが、それは今の時点では叶えられるものはありません。
色々試されている薬はありますが、薬は毒にもなる物です。
有効性安全性について不確定のまま、重症患者に仕方なく使用されているのが現状です。
自身の免疫力の力で乗り越えていただくのが原則となります。

【3】
一度かかった医療機関で経過をみてもらってください。
入院が必要と判断されればそのように対応してくれるはずです。
それ未満の人は自宅安静になります。不安に駆られて複数の医療機関を受診することは
他への感染の機会を増やす行為となるだけです。

【4】
検査ができるのは今の時点(4月14日)ではコロナの疑いが強く入院が必要となるほどの患者さんか
すでに感染している人との濃厚接触者のみです。
自身の症状について安心するために検査を受けることはできませんし、
検査の感度も7割ほどと低いものですので、陰性なら大丈夫、というわけでもありません。
感染している可能性は常にあるものと考えて隔離や対応をするしかありません。


ひとりひとりの理性的行動が鍵となります。みんなでこの難局を乗り切りましょう。


医療法人社団千秋会
ちあきこどもクリニック
院 長 辻 千秋


たんぽぽ病児保育室 2020年5月1日発行 編集者 冨岡


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