H26.12月の保育通信(風邪について)

たんぽぽ保育通信12月号


早くも師走。街はクリスマスカラーに包まれ、ジングルベルのメロディーが流れ心もウキウキ?
ですが
木枯らしが吹くこれからは風邪やインフルエンザの流行の時期です。
手洗い・うがいでの予防と十分な睡眠と休養、規則正しい生活を心掛けこの冬を健康に過ごしましょう。
  

■ちあきこどもクリニック院長より■

すっかり寒くなりました。
「寒い思いをすると風邪をひく」と、昔から言われています。
その一方で
「寒さに負けない元気な子に育てる為に薄着を」ということも言われます。

寒さの感じ方は慣れがありますが、寒さから身を守る為に皮膚表面や粘膜表面の血管が収縮して
血の巡りを悪くして放熱を防ぐには、脳が判断する感覚とは別に行っています。

表面の血行が少なくなれば微生物の侵入を防ぐべくパトロールが減ることにもなり、風邪をひきやすくなります。

風邪から身を守る為には、からだの中心、特に首、肩、おなかを冷やさないようにし、
皮膚粘膜を強くする為にタンパク質やビタミン類をしっかり取る事が大切です。

ある程度、風邪を乗り越えて免疫をつけないと、初めから風邪をひかない丈夫な子はいません。
ひいた風邪を重くしないように、軽いうちに無理をさせないでしっかり養生させましょう。 


■たんぽぽ病児保育室の様子

ポポちゃん人形を患者に診たて、おもちゃの聴診器をお腹に当てたり、お熱を測ったり、
注射をしたりお医者さんごっこを楽しんでいます。
お腹や背中に手を当てトントンと打ちドクターの真似をリアルにする子もいたり、観察力のすごさに驚いています。
  
最近、たんぽぽでは・嘔吐や強い咳症状児が増えてきているようです。
「保温・睡眠・栄養」に気をつけて、お子さんにケアしてあげましょう。



今年最後の保育通信になりました。

平素よりたんぽぽ病児保育室にご理解とご協力ありがとうございます。
私共の保育看護が子育てをする地域の皆様のお役に立てればと考えています。

来年もスタッフ一同宜しくお願い致します。



医療法人社団千秋会 たんぽぽ病児保育室 2014年12月1日発行 (編集者 村上)

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